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チオの日記

1人で静かに暮らしています。

きららアニメと茅野愛衣

アニメ

「きららアニメ」とは

芳文社より発行されている漫画雑誌
まんがタイムきらら
まんがタイムきららcarat
まんがタイムきららMAX
まんがタイムきららフォワード
まんがタイムきららミラク
の5誌に掲載されている作品を原作とするTVアニメのことを本エントリでは、「きららアニメ」と呼称する。

 

 

 

きららアニメの歴史

まずは、これまでにきららアニメがどのくらい放送されてきたのかを確認していこう。以下のグラフは、2007年から2016年までの10年間における、きららアニメの数を示している。

 

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最古のきららアニメは、2007年1~3月に放送された「ひだまりスケッチ」である。それから10年間、やや右肩上がりに放送本数が増えていることが見て取れる。きららアニメに特徴的な「日常系」と呼ばれる空気感を持った作品の需要が高まってきているのだろう。

 

以下の表は、2017年1月現在におけるきららアニメを誌別に色分けしてマトリックス状にまとめたものだ。

 

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きららアニメ黎明期は、まんがタイムきららcarat掲載作品のアニメ化が中心であったが、近年では各誌からバランスよくアニメ化されている。

 

また、非きららのまんがタイム系列雑誌からアニメ化した作品として恋愛ラボ」「レーカン!!」まんがタイムきらら系列雑誌からニコニコ動画配信された作品として「ごきチャ」まんがタイムきらら系列雑誌からOVA化した作品として「みのりスクランブル!」芳文社以外で発表されたがまんがタイムKRコミックスから単行本化された作品としてわかばガール」がある。これらはきららアニメに近い作品あるいは広義のきららアニメであるとも言えるが、本エントリではきららアニメに含めないものとする。

 

 

 

きららアニメと声優

「きららアニメに出演している声優」と言われて誰を真っ先に思いつくだろうか。2013~2015年あたりのきららアニメをよく見ていた方ならば、種田梨沙と答えるかもしれない。種田梨沙は、「ゆゆ式」の日向縁、「きんいろモザイク」の小路綾、「ご注文はうさぎですか?」のリゼと、重要なキャラクターを2年ほどの間に続けて演じていたため、我々に多大なインパクトを与えた。

 

しかし私は、きららアニメを最も力強く支えているのはこの声優であると思う。そう、茅野愛衣だ。

 

 

 

茅野愛衣が演じた きららアニメのキャラクター

夢喰いメリー/橘勇魚

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ゆゆ式/相川千穂

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ご注文はうさぎですか?/保登モカ

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城下町のダンデライオン/櫻田葵

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がっこうぐらし!/めぐねえ

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NEW GAME!/遠山りん

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うらら迷路帖/ニナ

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茅野愛衣が演じるキャラクターがきららアニメにおいて果たす役割

前項では、茅野愛衣が演じたきららアニメのキャラクターを列挙した。これら7人のキャラクターの共通項を挙げるとしたら「優しさ」だろうか。「優等生」「お姉さん」「先生」に該当するキャラクターも多い。

 

冒頭でも述べたが、きららアニメは「日常系」と称される、ほのぼのした雰囲気の作品が多い。作品をそのような作風に仕立て上げるためには、優しさ溢れるキャラクターの存在が不可欠だ。そして、アニメにおいては、「声」が登場人物のキャラクター性を決定づける要素として重要なものであることに、異論を挟む余地はないだろう。したがって、茅野愛衣はきららアニメの空気感の構築に極めて重要な役割を果たしているといえる。

 

また、昨今のオタクは幼児化しているとの論がしきりに叫ばれている。「バブみ」なる言葉も頻繁に目にするようになった。茅野愛衣が演じるキャラクターに「お姉さん」「先生」という要素があることは先に述べたが、これはつまり「母性」であると換言することができる。茅野愛衣の声から溢れ出す母性は、母性を渇望し、やり場のない甘えたさに身を焦がしている昨今のオタクにとって福音なのだ。

 

直近の2キャラクターについては、各論を述べさせていただく。

 

NEW GAME!」の遠山りんは、25歳の会社員。主人公、涼風青葉(CV:高田憂希)の職場の先輩である。遠山りんはまさに「お姉さん」という雰囲気で、「NEW GAME!」を視聴した者は遠山りんの母性の海に溺れることとなるだろう。遠山りんの下で働けたらどんなに良いだろうかと、叶わぬ願いに悶える者も多いはずだ。また、遠山りんを語る上で欠かせないのが八神コウ(CV:日笠陽子)との関係性だ。その関係性を一言でまとめると「社会人百合」。社会人のお姉さん同士の百合は良いものだ。遠山りんのような一見清楚で優秀で完璧で綺麗なお姉さんが、「ぐぎぎ……」と嫉妬の炎を燃やしているところは本当にたまらない。

 

うらら迷路帖」のニナは、メインキャラクターである生徒たち4人から「ニナ先生」と呼ばれ慕われるキャラクターだ。ノノ(メインキャラクターのうちの1人、CV:佳村はるか)の実姉でもある。ニナも実に母性溢れるキャラクターで、生徒たち4人を温かく包み込む存在だ。「うらら迷路帖」を視聴する者も、ニナに深く包み込まれ、安堵感を覚えることだろう。そんなニナも、妹のノノに頼られることを心の綱にしているような依存心の強いところがあったり、恋に憧れる乙女なところがあったりと、可愛らしい一面も持っている。そのギャップがまたたまらない。

 

皆様も是非、きららアニメを視聴して、茅野愛衣の母性に癒されてほしい。